第14回日本音楽療法学会四国支部学術大会<徳島>開催
去る1月12日(日)、あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)に於いて「第14回日本音楽療法学会四国支部学術大会<徳島>」が開催され、約50名の方々が参加しました。
教育講演1では、岡山より新天地育児院副委員長 龍尾和幸先生をお招きし「育ちの場は母親の胎内のように」~対人援助に於ける観察の観点から・・・と題し、福祉の視点から「観察」の大切さ、そしてそこからの「対人援助」に関してご講演をいただきました。
教育講演2は、神奈川県より横浜相原病院院長 吉田勝明先生にお出で頂き、「音楽療法士に必要な認知症患者の基礎知識」と題し、普通の物忘れと認知症の違い・主な認知症の特徴・対応の仕方・など実例も含めてご講演頂きました。
研究発表は、口演発表1題 「広汎性発達障がい児のコミュニケーション能力向上のための音楽療法」、ポスター発表2題 「小集団音楽療法の成功体験によりコミュニケーション能力獲得からリーダーシップ獲得へ」、「知的障害と発達性協調運動障害を併せ持つ児童の発達援助」が発表され、フロアーからの質問など活発に討論されました。